一般企業が求める看護師像

流通、金融、機械製造、IT・通信、メディア、建設・不動産、レジャー、物流、食品、サービス、アパレル業界など90種類以上にも及ぶ企業が存在しています。医療分野に関わりがない一般企業のほとんどで雇われる看護師は企業内の医務室・保健室で主にデスクワークをしながら働くことになります。

 

しかし、企業のなかにはその企業が求める看護師像が全く違うものもあるのです。では、それぞれ企業はどのような看護師を求めているのでしょうか。

 

《製薬会社が求める看護師像》

 

薬の開発を行う製薬会社で働く看護師は“治験コーディネーター”と呼ばれており、特殊な仕事内容となっています。一般企業で働く看護師は社員の健康管理、健康相談、急病や怪我の対応、予防の呼びかけなどを行うことになりますが、製薬会社で働く看護師は主に新薬の治験に関する業務を担うことになります。治験を実施する病院を訪れ、スケジュール調整・確認から被験者への説明、医師や看護師に薬の説明もしていかなければなりません。

 

製薬会社が開発した新薬を世に広める大事な役割となります。製薬会社は世間と開発した薬の架け橋となる治験コーディネーターに新薬のPRを全て任せます。医療現場を知っている看護師だからこそ開発する側だけでなく現場の客観的な意見も取り入れることができるのです。薬の説明が細かくできるように治験コーディネーターは薬の成分に関する知識も身に付けておく必要があります。

 

《医療機器メーカーが求める看護師像》

 

そしてもうひとつ、医療機器メーカーが求める看護師像も他の企業と一味違います。医療機器メーカーで働く看護師は“クリニカルスペシャリスト”と言われています。医療機器をお得意先である病院や施設を訪れアピール、または展示場などで説明会を開き売り込みます。購入先に使い方の細かい説明、定期的に点検することもお仕事の1つです。治験コーディネーターとお仕事内容は似ていますよね。医療機器のPRをすることになるのがこのクリニカルスペシャリストなのです。

 

医療現場で実際に使いやすいのか、看護師の臨床経験から得られる意見は医療機器メーカーにとって重要な意見となります。

 

このように一般企業でも企業の分野によって求められる看護師像に違いが出てきます。一般企業の看護師求人は日勤のみで夜勤なし、勤務時間も病院勤務よりはゆったりとした時間帯で働く事ができる点も人気の理由のひとつです。

 

バイトやパートよりも常勤での雇用が多いですが、自分の看護師経験を活かしながら新たな分野で活躍することができる喜びが得られると思います。医療界に大きく貢献するお仕事となっているのでやりがいは充分にありますよ。


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